Heller(エレール) Ferguson(ファーガソン)製作記その2

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    以前このキットがTE-20とFF-30のコンパチである事をお伝えしましたが
    ここで少々ウンチクを、

     

    TE-20とは「Tractor England 20馬力」の略でして、
    その名の通り英国コベントリー(Coventry)のスタンダード社工場で
    1946年より生産され、ヨーロッパの各国で販売されていました。

     

    フランスでもっと売りたい同社はフランス政府の輸入制限を回避する為、
    合弁会社スタンダード・オチキス社(Societe Standard-Hotchkiss)を設立し、
    パリ郊外のサン・ドニ(St Denis)にてTEシリーズの組立てを1953年から始めます。
    (フランスの軽戦車 H35 等で有名なあのオチキス社です)

     

     

    当初は英国から主な部品を輸入して同じTEシリーズが生産されていましたが、
    1956年に英国でのTEシリーズの生産が終了してFE35に移ってからは、
    全ての部品をフランス製に切り替え、改良を加えられて生産が続けられました。

     

    そしてこの改良を加えられ100%フランス産になった時点から名称を
    FF-30「Ferguson France 30馬力」と変更し1958年まで生産が続けられました。
    一説にはFF-30としてガソリン・ディーゼル合わせて3万台ほど生産されたそうです。

     

     

    当時のカタログのスキャンだと思われます、
    ガソリンとディーゼル2種類のエンジンがあるのが分ります。

     

     

    この写真のトラクターは厳密にはブドウ畑用のトレッド幅の狭い
    FF-30GVです、ブドウ畑用というのがヨーロッパらしいですね。
    それにしてもこのレストアの完成度の高さ!まるで新品です。

     

    フランスでのみ流通している FF-30 をわざわざコンパチにするあたり、
    Heller(エレール)もフランスのメーカーだからでしょうか?
    あるいは元々 FF-30 を出すつもりだったのでは?
    国外でも売る為によりポピュラーな TE-20 にしたのでは?
    あ、これは単なる私の妄想です、確証は全くありません。

     


    ではキットの方に話を移していきます。

     

    フロントのアクスル周りを仮組していたのですが・・・
    説明書通りに組み立てていくと少々おかしな事になります。

     

    説明書通りの位置にはまりません!


    根本側も入りません!

     

     

    実機もボルトで留める位置をずらして車幅を調整する仕組みなので、
    干渉しない位置までずらせば良いのですが


    とりあえずボルトを1個分ずらして、元有った位置に穴を開けときました。

     

     

    ちょっと邪道ですが、根本側も削り込んでみました。


    これを組み込むとこの様になります、削り込んだ部分はラジエターが付くと見えません。

     

     

    本体側のV字型のアームも少々削り込んでいます。

     

    まあ、実際はこだわらなければこのような組み方でもいいと思います。

    ただボルト頭は移設した方が精神衛生上は良いかと・・・

     

    ※他サイト(海外)より転載しています。

     


    ちなみにこのアームは塗装後に取り付けたいので、真鍮線で取外し出来る様にしています。

     

     

    必然的にラジエターも塗装後の取付になります。

     


    ラジアスアームも説明書では挟みこむ指示なのですが、
    後からハメたいのでこの様に切り欠いておきます。

     

     

    このアームの片側にだけ何故か穴が2コ開いています、

    何の説明も無いのですが、どうやら工具箱を付ける為の穴の様です。
    ディーゼル仕様の場合ココに工具箱が付いている事もあるのですが、
    実際に穴が開いている訳ではないので埋めようと思います。

     


    リフトアームも塗装後に取り付けたいので、切り離して真鍮線を通しています。

     

     

    動く所なので塗料で固まってしまうのを防ぐためです。

     


    ココはせっかく穴が開いているのでトップリンクのパーツにも貫通させて
    シャフトを通してみたいと思います

     

     

    0.4mmの洋白線を通してみました。

     


    エンジンが丸見えなのでプラグコードでも追加しようと色々やってたら・・・
    こうなりました、コードは0.4mmのリード線です。

     

     

    プラグの頭にに穴を開けようとして失敗したので、
    全部削り落として真鍮パイプを埋め込んでいます。
    オーバースケール気味ですが、プラグキャップと言う事にしておきます。


    何だかチマチマした作業が続いていて先が見えませんが、
    少しずつ進んではいますので、生温かく見守って下さい。

     


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